File12-M08-社会派ミステリーブログ:その8.ある飛び降り事件の調査と空想科学推理
ケンタはここ数年前の気になる事件を調べはじめた。
この街では、自〇や行方不明が多いが、ほとんどニュースにならないため、普通に生活している分には、わからないという特徴がある。
その中で、現地の情報を追いかけてささいなことも逃さないという人が数人いた、その人々が現地の協力者である。
その一人と話していて、気になる事件の一つを調査したのが、これから書く商業ビルからの女子高生の飛び降り事件です。
ある飛び降り事件の調査と空想科学推理

1. 事件の概要と矛盾点
発生事案
- 場所:〇〇市の商業ビル。
- 被害者:女子高校生。
- 服装:セーラー服のようなものを着用していた。
- 状況:ビルの屋上(10階以上の建物とされる)から飛び降りたとされている。
観察された謎と矛盾
- 外傷の少なさ: 通常、高いビルから飛び降りてアスファルトの地面に叩きつけられた場合に見られるようなひどい外傷や出血が、被害者にはほとんどなかった(外傷がない)。
- 蘇生措置: 外傷がほとんどないにもかかわらず、警察や救急車が到着後、**蘇生措置**を取っていたという目撃情報がある。これは、被害者が息をしていない、または心臓が動いていない状態(心停止状態)であったことを示唆しています。
- 屋上へのアクセス: そもそもそのビルの屋上は一般の人が入れないようになっており、入れたとしても非常に高いフェンスで囲まれているため、飛び降りたというのはおかしいという情報もあります。
2. 調査者による推理(空想科学推理)
話者は、目撃された状況と矛盾点に基づき、自殺ではなく犯罪の可能性を強く推理しています。
犯罪の仮説
- 落下場所の偽装: 被害者は屋上から飛び降りたのではなく、ビルの2階の窓から落とされたのではないか。
- 死因: 犯行により心停止状態あるいは意識がない状態 になった被害者を、発見者を欺く目的で2階の窓から落としたと考えられる。
- 組織的関与: 事件の背後にはメンズエステ組織がいるという推理がされています。
現場の状況と背景
- ガールズバー: ビルの2階にはガールズバーがあるとの噂があり、被害者のセーラー服のような服装は、このガールズバーの制服であった可能性が指摘されています。
- メンズエステの隠蔽: ガールズバーは表向きで、その近くの部屋(裏の個室)にベッドや隠し部屋があり、そこでメンズエステの施術や売春が行われていたのではないかと仮定されています。
- 児童売春: 被害者が女子高校生であることから、これは児童売春にあたります。
- 動機: 何らかのトラブル、または組織の秘密を守るための口封じ(殺害)であった可能性が高いとされています。
3. 凶器の特定とプラズマライターの謎
話者は、外傷がなく心停止を引き起こした凶器として**プラズマライター(電子ライター)**に注目しています。
プラズマライターの特徴
- 高電圧: プラズマライターは7,000ボルトの高電圧でアーク放電を発生させています。
- 感電の危険性: 端子を肌につけると感電する性質があります。
- 電流制御回路の欠如: プラズマライターには電流制御回路がないため、リチウムイオン電池の性能次第で、スタンガン(4ミリアンペア以下に制御されている)の規制値を超える電流が流れる可能性があると理論づけられています。
- 計算上、11ミリアンペアまで流れる可能性があり、これは人間の生死に関わる量(4mAを超える)だとされています。
- 犯行への応用: 犯人がこのプラズマライターを使い、皮膚のない部分(例:口の中など)に接触させて感電させ、心臓にショックを与えて心停止に至らせたのではないか、という推理がなされています。
4. 事件の終結と組織の影響力
捜査の状況
- 警察は外傷がないこと、および状況から事件性がないと判断し、自殺として処理してしまった。
- 自殺として処理されたため、検診や司法解剖は行われなかった。これは犯人の狙い通りであったと推測されています。
- 目撃者は少なく、事件は地方ニュースに出ただけで、聞き込みをしても知っている人はほとんどいなかった。
組織による隠蔽
- メンズエステ組織は、警察、司法、そして市議会や政治家などに対し接待を行うことで、弱みを握り、非協力的でなくとも捜査機関が積極的に事件化しないように動いた疑いが持たれています。
- 結果として、大きな事件にならずに「自殺」として処理が完了してしまったとされています。”
まとめ
ある地方都市の商業ビルの屋上からの飛び降り自殺とされているが、空想科学推理では、うわさのメンズエステ組織がなんらかのトラブルでの、口封じもしくは、ヤキをいれたための事故により、プラズマライターでの感電での心肺停止。
犯罪の発覚をおそれたために、2階の窓から落としたというのが、空想科学推理。
心肺停止になった犯罪のツールは、プラズマライター(電子ライター)による感電による心肺停止と空想科学推理します。